友あり遠方より来る


友あり、お盆は満席と申しますか、今年は分刻みと言ってもいい程のまさに生きている...
そんな素晴らしい、久し振りの若さを感じると言うよりは気持ちは30歳。顔と身体は60歳を堪能致しました!

まずは子供の帰省のお迎えに空港から始まりましたが、こちらは遅れてはいけないとの親心、親切心から早々と空港に到着。
いるわ、いるわ、親ばか、じじバカ、ババばかが...
皆さんもそんな顔でこちらを見てにっこり、まさに私達の年代は子供に対する愛情は100%。
子供が親に対する愛情はおそらく20〜30%あ〜あ皆さんばかですね〜。

そんな中、ただいまの声もなく偉そうに「今着いたぞ」そんな大きな顔で出てまいりますと、私の家内は私に見せた事も無い笑顔で子供に駆け寄り、まず、言葉よりも前に荷物を持って私のところに駆け寄り『はいお父さん、これ車まで運んで』たったの一言。
この馬鹿母親が先ほどまで、早く着きすぎ「うどん定食は誰が払ったんじゃ」
「あのアイスコーヒーにアイスクリームダブルは誰が払ったんじゃ」
と思っていても何も言えぬ、私の家庭での地位に腹を立てながら『男は黙ってサッポロビール』帰りの車の中での妻の甘い顔、甘い声。

この妻にこんな優しい一面があったとは...
そう言えば今年の正月もこんな顔と声しとったわい!と自分を慰めながら、私は黙って運転。
こんな馬鹿息子になんでご機嫌を取るんじゃ!
金食い虫の我がまま子供はもっと厳しくやっつけろ!と心の中で思ってみてもただあ〜あ。

一方その翌日、私のNHKの友人と言いますか、かって20数年前までは私はNHKの社会部、友人は政治部で自民党の実力者を担当し、いわばNHKの実力者、常に黒塗りのハイヤーが付き、一日中待たそうと、その車で自民党大物代議士の別荘から銀座、料理店までフリーパス!
一方私はやっとタクシーかカメラマンに付いているタクシーに何とか便乗出来ればおんの字で、殆どが電車移動!
片や、寿司に中華料理に天ぷら。
私は牛乳にあんぱんを食いながらの張り込みばかり。

そんな中でも天の上に位置する記者、そして地べた記者の立場でありながら、記者は足で稼げ、いかに記者は人間関係を築いての情報取りだとか何とか、意見を交わしたのも20数年前の出来事であり、今思うと私は私なりにニュースは足で稼ぎ、どっかのマスコミ記者連中のように記者クラブで投げ込み情報だけは当てにしてなかった時代を思い起こしておりますが、そんな記者の友人でNHK局長から特別職とトントン拍子に出世した、いわば私の憧れの友人の一人、かつてのA記者(今はNHK関連会社の社長さん)がかつての総理大臣や郵政大臣、自民党の総務会長と肩書きを書けば、トイレットペーパーいっぱいくらいある深谷隆司大先生ご夫妻をともなって徳島にやって来てくれました!

この深谷先生はちゃきちゃきの江戸っ子、浅草生まれの浅草育ちで威張るでなく、かつての過去の栄光を自慢するでなく、下町生まれの下町育ちの庶民の話しを庶民の気持ちで話をしてくれるんです。
こんな偉い人がと思いますが、私の記者の感覚から申しますと、民主党とか新社会党とか、同じ自民党でも誰とは言いませんがまあ本県の人も含めましてこれほど庶民の中にいてくれる人はおりません。

ごっつい美人で選挙前だけ笑顔をふりまきながらこの頃になると笑顔も減り、あまり顔を見せない人!
演説はピカイチ。人の前での話術もピカイチでありながら、まず自分の話しが終わるとすぐ消えてしまい、皆さんからあの人は月光仮面のように『疾風のように現れて、疾風のように去っていく....あの先生はどこにいる〜』と陰口をきかれる事もなく、つっかえ棒がいる程、反り返らない。

つまりテレビで見る限り威張る、怒鳴る、徳島弁で反り返っている徳島出身のあのすごい代議士のような迫力もありませんが、まさに私の憧れる人柄の中の人柄であり気配りがある、本当にすばらしい!
この人こそが日本の政治家と言う人を始めて目の前で見た気持ちになりました。

話しは変わりますが、その人が徳島クレメントホテルに泊まって頂き、桟敷で踊り見物をしてくれました。
その後、浅草や江戸時代から下町に伝えられる都々逸と言う小唄に粋なところを入れた独特の節回しが阿波踊りのよしこのに似ており、ひょっとするとよしこのの節回しこそが都々逸のルーツじゃないかとか、阿波踊りの手と足の運び方をしっかりとムービーに納めしっかりとプロのお話を聞いて頂きました。

またスリムで美人の奥様は終始笑顔でニコニコとされており、そばにいてくれるだけで、安心感が漂っておられましたが、何と言っても素晴らしいのが、いいものを身につけておられてもそれが全然派手さもなく、むしろ逆に押さえていると申しますか、全てが身に付いている生まれながらの気品と言うものを感じさせてもらいました。
まあいろいろなお話はちょっと飛ばしましてその翌日はわざわざ、池田まで足を運んで頂き、大歩危で鮎を召し上がってくれました。
昔から偉い人は海のマグロ、鯛と言った大物しか口にして頂けませんが、鮎や田舎の山芋、祖谷のそば米を口にして『美味しい』『美味しい』と言って頂きますと私達地元の人は嬉しいものです。

まあ、ちょっとした出来事はこんなものでありますが、このお盆は久し振りに地元の阿波踊りにも参加をいたしました。
またある日は中西参議院や高井美保先生らと横一線で先頭を切って桟敷に踊り込みも致しました。
若い中西先生、美人の笑顔は人前では日本一の高井先生らの人気は踊っていても肌で感じます。
私もかつては地元の風来坊と言う連で20年くらい踊っていたものの、よる年並でなかなか一人前の踊りではなかったのでありますが、テレビで見たとか写真を撮ったとの声も次々とかけて頂き、心より感謝をしております!

そしてこの間35〜36度の中、サウナのような蒸し暑さの中、家族とのゴルフ、同級生とのゴルフと頑張りましたが、まあ、体力だけは満足できました。
その間、家庭に入りますと何と言いましても私の前ではまずまずの家内。
そして子供や孫の前でのあの100万ドルの笑顔に超甘い財布の紐。

中味が入ってなくてもそこは武士以上のど根性で「え〜え〜、何でも買いな!」「これもいる、あれも持って行け」と言ったものすごい親心に対して子供に孫は「要らない」「欲しくない」と言葉に出しながら、お母さんがそんなに言うなら「買ってもらおうか」と、これまた表面は『遠慮』、内面は『しめしめ』ではないと信じているものの、どうも子供達の方が一枚上手のような気がしてなりません!
そして一生懸命の妻は確かに一生懸命でありますが『あ〜あ、疲れた』『もう父ちゃんは何もしてくれん』『ちょっとこのゴミ、きちんと出して』『自分のものは自分で片付けて...』と何かあまりにも表現と表情のつがう妻に子供や孫の前の顔と声、そして中味が無いながらも超甘い財布のあの買い度胸をどうか少しでも亭主の私に見せてちょうだいと願っている今日であります!

さて、お盆も終わりましたが、まだまだ嬉しいのが私はNHKを途中で退職して、20数年。
でもNHKの福岡の局長や東京の広報部長。
更にはカメラ取材部長やつい数年前まで秘書室長を務めた人、そして松山NHKを動かしていた人、名古屋管内に住んでいる元カメラマン、今名古屋管内の素晴らしい曲で頑張っている美人記者らが、お盆のお見舞いの電話をくれたり、子供の結婚式の招待状を送ってくれたり、近々ゴルフに来てくれる連絡があった事など、このお盆くらい素晴らしい、若さあふれる生き生きとした日々はありませんでした!
神様とご先祖様に感謝しながら明日からまた力の限り生きてまいります!