昔々、あるところに...


いよいよ梅雨本番です。
うっとうしいのは当然ですが、それにしてもよく降ります。

そんな中、県議会も論戦と言うよりはまあ質問戦、いや、質問が始まりました。
皆さんそれぞれの立場でそれぞれの内容であの手この手での質問であり、聞いている私達は「眠くなく」「あくびも無く」身を乗り出して聞き入る質問である事を大きく期待しながら聞いています。
さて、その県の新規事業も次々と繰り出され、補正予算の名の下に「県はやっているぞ」との方針が打ち出されて入るものの『おや?』と首を傾げるものもあります。

その中で先日の防災委員会でも私もかなり注目した数字がございます。
例えばある部ですが、補正予算が18億円あまりが組まれていますが、よく見ると繰越額が14億円... つまり使い切っていない予算が14億円あると言う事です。
それなら何故18億円もの補正をしなければならないのかよく判りません。
残っている金を使えば県民の税金は4億円で済むとのごく単純な疑問がわいて来てしょうがありません。
他の部では補正予算が120億円あまりで繰越額が80億円以上とか、福祉でも10億円と実に補正額の8割近くが繰り越しとか全く理解に苦しんでいるのがごく普通の一般人の感覚であります。

さて、その他の事業もかなりありますが、よくよく内容を見てみますと名前がちょっと変わっておりますが内容は殆ど同じものが次々と並べられております。
昔、小林旭の歌にありました。「神戸じゃひろみと名乗ったの」そして同じ人が『あけみ』になったり、『なぎさ』になったり...
県の事業も同じものが次々と名前を変えて予算も次々とつけて、結局は次々と残していき最後はどうなるんでしょうか。

この不景気の中もっと県民の懐を考えてやってもらわないと、何かモヤモヤしていて『何故か心が晴れません』その心が晴れないものに防災委員会で防災が何故か、減災の会議を開き、委員会が減災委員会と言ってもいいくらいの中味となったのであります。
防災はきちんと災害を防ぐものなのです。
これが減災となりますと必ず災害が起きるのを前提としているんです。
これくらい後退した話しはありませんが、これを堂々と議会に打ち出しているんです。
皆さん今からこんな自信がない話で満足出来ますか?

次に東北大震災のような大津波が発生しても県庁は水につからないと、途方もない事を言い張るんです。
全く甘い見通し、ずさんな計画としか言いようがありません。
知事なんかはあれだけの津波がくれば県庁は6階くらいまで水につかる恐れが...と心配しているんです。
それが専門の部と課では県庁は絶対に『水につからない』と昔のデータを言い張るんです。
いつが来ても昔の計画、つまり昔の名前が忘れられないのでしょうか。
ここが県庁の筆頭の部なのでありますからびっくりでありますが、もっと驚いたのが県西部のあの池田ダムと早明浦ダムの決壊の恐れについては全く考えてないとはっきりと自慢したような言い方をするんです。
考えようによっては県西部はどうでもいいとはっきりと言っているのが県の理事者には全く判っていないんです。

もっと驚いたのがこんな重要な言葉を発している県理事者の言葉がマスコミは気がつかないんです。
県会議の定数とか、何かこまごまとしたニュースを出すのもいいですがもっと大きな事を忘れてはいませんか。
マスコミの皆さん!
昔の記者はすごかったと言えば、やっぱりこれも昔の名前で出ています。
そんな気持ちも同じでしょうか。
更にもう一つ嫌ごとがあります。
何がってそら県庁の答弁です。
あれだけの大津波であります。
当然県としてはあれだけの津波がくれば、徳島県はどうなる?
松茂はどうなる?
鳴門はどうなる?
それくらいは考えて今後の方針を立ててなければなりません。
それが県の考えは国の方針で決めてもらわなければ何もやれませんし、する必要がない旨の答弁を堂々とするのです。

ところがであります。
県への要望の中でも県庁、そしてその方針としてもまず、それ相当の大きな津波を想定、つまりより大きな津波を想定し、県庁独自の計画をより早くすべきだと言明しているんです。
これに対してであります。
全て国任せであります。
県庁独自の想定は出来ないとはっきり言うんです。
これじゃ何の為の危機管理部か判らないと言ったのでありますが、もう『糠に釘』であります。
『のれんに腕押し』との言葉も『豆腐に鎹(かすがい)』の言葉もありますが、こんなことわざも皮肉も県には判ってもらえませんが。

県庁の皆さん、これでいいんでしょうか。
それとも私達の考えが古いのでしょうか。
ああ〜昭和は遠くなり、昔の若さはどこまでいったのやら...
それにしても昔のマスコミはもっと動いていたし、もっとすごかった。
まだまだあります。

県は原子力の怖さについても全く触れようとしていません。
放射能は一体どうなっているのか、伊方発電所の安全策はどうなっているのでしょうか
いたずらに止めるだけでは経済発展の障害にならないのか、それでも止めなければならないのか。
ウランは黄砂のようにどこまでも飛んでいくのか。
雨が降ればそれだけ影響が大きいのか。
野菜でも果実と根菜はどこまで危険なのか。
ウランはリン系の肥料で濃縮されるはずでありますが、それはきちんとした常識でいいのか、本当は危ないのか?
何の方針も示さない県に対して質問しても笑った答えだけではダメなんですよ。
県の幹部さん...

こんな心配をよそに議会の時間は過ぎていきます。
しかしその間、危険はだんだん迫りつつあります。
これに対して国の言いなりの県ですが、今は国はきちんと出来るどころか全くのデタラメ政権でニヤニヤするだけの菅総理であります。
官房長官にしても今日の発表と明日では内容が違う、まさに日替わり定食か場所によって違う名前を名乗った女性のようにいわば昔の名前で出ていますではありませんが、東京電力と政府は何が真実やら、全く判りません。

だからこそ、県民は一番まともな県を信用したいのでありますが、今の現状では県の対応が満点とはいえません。
どうか、今議会はより前向きで、県民の安全と安心がより具体的になる事を、祈りながら私もいろいろ質問を考えておりますが、その前に県庁がこのままだと今後3年間で13億円も不足すると発表されているにも関わらず、県職員が一方的に悪い交通事故でもその事故の賠償金を県民の税金で支払って知らん顔をしている、県庁のいわば県民への背信行為を緊急質問しようかと、今考えているところでありますが、その前に県が反省してくれればでありますが、どうなることやら...
まあ今回もいろいろありましたが、これ私の心の雑記帳であります。
気にしない、気にしない!