議論百出


涼しいと言うよりは寒くなりました。
新型インフルエンザもすぐそこまでやってまいりました。
皆さんとにかく健康には注意を致しましょう。

そんな中、徳島県議会も決算委員会まで10月中に予定されていたものは全部終わりました。
中でも腹の立つのがもう国の国民だましと申しますか、弱いものの切り捨ての実体でありました。
残念なのはこの弱者切り捨ての実体を「書けない」記者と言えばいいんでしょうか、それとも権力の発表しか書けないマスコミとでも言えばいいんでしょうか、とにかく記者の資質も大きく変わりました。
やっぱり昔が元気があったのは経済だけでなくマスコミの世界もそうなんでしょうかね。

さてそんなのは別のところにおいておいて、具体例を一つか二つ、ここで表に出します。
まず、一つ目は天下の悪法、介護保険であります。
「保険料」取られて「介護はなし」と私が議会の間ずっと反対しつづけたのでありますが、まさにその通りの結果が出てまいりました。

まず議会のやり取りです。
来代:今徳島県内に介護を必要とする人は何人いるのか。

理事者:要介護の認定を受けている人は2万7751人となっている。

来代:今県内で施設に入所出来るのは何人が限度ですか。

理事者:県内の施設は老人保健施設、介護型療養施設、認知症グループホーム等々、全てを合わせて1万2000床だ。

来代:現在、保険料を払うと言うよりは少ない年金から強制的に天引きまでしている中には年金が殆ど残っていない人も見られる。
その陰では介護を必要としているのに面倒を見てもらえず、待機の名の下にずっと入所を待ちつづけている人もいる一体何人が残されたままになっているのか。

理事者:1692人が入所出来ていない。

来代:これらの人が完全に入所出来る見通しはあるのか。

理事者:待ってもらう以外にない

来代:待っている間に体の調子が更に悪化し、家族まで巻き込んでは行けないし、もしもこの間命に異常がないとも言えない、一体どうするのだ。

理事者:ケアマネジャーとかそれぞれの係の人が責任を持って世話をしている。

来代:その答弁は現場に責任を押し付けている。
そんな責任逃れの答弁はちょっとおかしい。
もっと根本的に対策を立てるべきだ。
また見てもくれないのに保険料だけを取ると言うのも納得出来ない。
要介護の認定を受けている人で、待たされている1692人の保険料は返すべきではないか。

と強く改善を求めましたが、県は『法律だ』と国の方針を繰り返すだけで時間切れとなりましたが、このままでは弱者切り捨て策が更に進められるのではないか、そして幹部は現場のいわば立場が弱いところに苦労がわかるどころか逆に責任だけを持って来ないかと心配しています。

また別の部でも
来代:国と県は市町村合併を強く推進して来た。
しかしどうも当初の計画とは違う結果になっていないか。
例えば合併後の町村を見てみると商売する人はものすごい減少、町並みには空家の張り紙だけが目立つ。
土地の評価は下がる一方で逆に固定資産税だけは10倍どころか100倍になったところもあるではないか。
県は合併をどう見ているのか。 
と質問しました。

理事者:合併で市町村は便利になった。
行政のスリム化で皆喜んでいる。
県が市長さんらの話を聞いても、皆さん喜んでいる。

来代:馬鹿なことを言っては困る。
県はもっと足を踏み込んで、それぞれの陰の声、あるいは声なき声にも耳を傾けて欲しい。
権力の有る、県に対してイエスマンのところの声を聞くだけではいけない。
しかも合併すれば助成金だの特例債だの馬の前の人参のようないい話ばかりだったが、国はきちんと約束を守っているのか。
と詰め寄りました。

理事者:確かに国は約束を全部守ってはくれていない。
また、現場の声も議員の言うような話は聞いているがどうしようもない。

来代:だいたい合併を進めた国の代表の一人でさえ、この合併は間違いであり「国の地方切り捨て策だった」と反省もしている。
あまりにもひどい話ではないか。

と詰め寄りますと、その話を聞いていた同僚議員、中でも話が上手なK議員やM議員らも次々と地方の立場に立って県への追求が始まりました。
そしてやっと今まで、無責任とも取れる答弁を繰り返していたH課長からもっと上の大幹部が、「来代議員をはじめ、K議員ら皆さんのご意見や地方の声を代弁して下さる気持ちは十分に理解出来るし、まさにその通りだ。今後政権が変わっても国民が第一番との立場もあるので力強く交渉を続ける」
と今後の過疎対策も含めて頑張っていただけるお話に私達も一応納得を致しましたが、理事者の皆さん、民主党がもしもですよ、ここ1〜2〜3年だけ過疎法を延長して参議院の選挙が終われば、「ハイこれまで」と即地方の切り捨てにならないよう、今から心を引き締めておいて下さい!心からお願いをしておきます。

決算の委員会ではこの他にも農家の戸別補償の話も出ましたが
来代:民主党は「コンクリートから人へ」といい事を言っている。
しかし人は大事だが人が生きる為の政策も忘れてはならない、そこで戸別補償の予算とこれまでの公共工事の予算では徳島県ではどう違うのか。
と質問しますと

県幹部:公共工事は農林だけで年間150億円有る、戸別補償だと20億円くらいかかると思うが。
それでも単純な計算で、これまでの公共工事の方が予算はかなり多いと考えられる。

旨の答弁をしていましたが、県としてはあえてどちらがいいとは言明しませんでした。
まあ、ここが上手なところでしょうか。

この他にもいろいろな問題、例えば県の税収が来年は167億円くらい減る。
しかし企業へ貸し付けたお金のうち、14億円ものお金が取りはぐれになっている大きな問題も取り上げられていました。
とにかくこんな大切な事も取材にも殆ど来ない、来ても書けない。
まあ何と申しましても投げ込み発表記事しか書けないと言うよりはわかっていても権力の立場を守ると申しますか、権力へすり寄るためのあえて筆を置くと申しますか。

決算の数字も対策もちょっと不満の県議会でありましたが、よく考えてみたら、私達議員は官僚と違ってなかなか情報も具体的な数字も入ってまいりません。
それだけに欲求不満は地方議員の宿命でもあります。

また、このHPこれ、私の雑記帳でもあり、何の力も権限もある訳でなくいわば、たった一人の寝言か、よわい言であります。
まあ夢物語でありますので気にしない、気にしないで下さい。
それでは皆さんお風邪等、召しませんように!
また、2週間位して書きます!
何かいい話も教えて下さい。