年頭に思うこと


皆さん明けましておめでとう...と申しましても、今、何がおめでたいのかは、はっきりしません。
ただ、年を一つ余計に重ねたのは事実であります。

そして今年こそ、「おめでとう」と言えるような、いい年にしたいと思います。
だって、今年は一白水星、十二支では「ねずみ」から始まりますし、平成20年、切りのいい年であります。こんな時こそ、何とか頑張っていい年にしようではありませんか。

それにしましても、去年はひどい年でしたね。
去年一年の言葉は「偽」。
とにかく、何も信用出来ない「偽」ばかり。
中でもひどかったのが、歴史を誇る「しにせ」。
一見のお客『おことわり』ではありませんが、いばって、ええ格好していたものが、全部嘘の固まりなのですから....
それも皆様にお詫びをするのではなく、お父ちゃんやご先祖様に「申し訳ない」と謝るんですから、見ていて腹のたつ事この上でもありません。

次いで腹の立つのが政府....
きちんと払えば、必ず老後は幸せになれるはずの年金を下げて下げて、しかも歴代のお役人の天下り先だけ、きちんと作って、私達国民の生活には素知らぬ顔で、この上更に税金を上げようとしています。

よく考えてみて下さい。
将来の人口を予測出来ないはずもありません。
それを見越してからきちんとした政治をするから、私達は政府を信用していたはずなのであります。

取れるだけ取って、何もしないで自分たちの栄養栄華の為に私達から集めたお金を使い、なくなったから年金を下げる、
税金を上げるのなら、こんな政治は誰でも出来ますよ。
しかもそれを監視する国会議員は何も言えず、何も知らず、のうのうと過ごしているんだからこの世の中、一向に良くなるはずがありません。

町村議会も、県議会も、町村長さんも、皆厳しい首を切られた格好になっているんです。
だからこそ国会議員は、参議院を今の半分にするか、衆議院の比例を全部止めて選挙区だけにして経費を浮かすとか、何とかしなければ、ますます政治不信は広がって行くのではないでしょうか。
そんな腹立たしい去年から、今年こそは、明るい楽しい出来事が欲しいところではありますが、なかなかいい材料がありません。

さて、県内に目を向けてみましても、相変わらずの医師不足や、景気の悪さは、以前変化はありません。
特に公共工事がこれだけ減ってまいりますと、もう過疎地では、神のお迎えを待つだけの瀕死の状態であります。

今、聞こえてまいりますのは、圓藤知事の時代はまだ息が出来た。
三木知事の頃のように元気はつらつで何をしても楽しかった。あの時代に戻れないのか....とか。
後藤田正晴先生のような、しっかりとした素晴らしい先生は、もう出て来ないのでしょうか....と言った、良き時代を思い起こしながら、ため息ばかりが聞こえてくる気がしてなりません。

一体今の県庁は何をしているんでしょうか....と言う声も聞こえてまいります。
もうそろそろ弁説から、実力へと期待する声や、ごますり、取り巻き集団からの脱皮が望まれている県庁ではないんでしょうかネェー、副知事さん、M部長さん。

そんな中、去年の12月20日に私達過疎議員連盟の県議会議員18人が、総務省の滝野事務次官や、各関係機関に、過疎地へのより強力な支援を訴えに参りました。
それは過疎法が近く期限切れとなるからであります。
私達は過疎地の生活の困窮と抜本的な対策を打ち出さない限り、集落どころか町全体の崩壊に繋がると強く訴えました。

だって、現在は例えば県道を造るにしましても、沖縄県と北海道は建設費の100%全てを国が出してくれますが、徳島県等は、50%は地方自治体の負担となります。
これを公平にして100%近い負担は、国にして欲しいとか、これまでは過疎債の発行は町村にしか認められていません。
このままですと、合併で町村は減り、その額が少なくなる他、地方の出す負担分が逆に厳しすぎて、力の弱い市町村は、逆に自分たちの首を絞める格好になり過疎債がうまく使えません。
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そこで、今後は県にも、この過疎債の発行を認めて頂き、弱い体質の市町村の面倒を、県がチキンと出来るようにして欲しいと強く訴えました。
飯泉知事も多忙の中、一日中私達と付き合いをして頂き、あの流暢な言葉で総務省の幹部にうまく説明して頂きました。

その結果とか、知事が総務省出身だったからかは、あえて説明しませんが、国からは過疎対策費として、年間8000億円が用意されている。
その2%くらいが徳島県の分となりそうだ....との説明を受けましたが、今後の明るい課題として知事初め、山口衆議院議員や、県選出の国会議員の皆様により頑張って頂き、200億円から250億円、場合によっては300億円と予算獲得をして頂き、一日も早く徳島県に政治の灯りを当てて欲しい。

政治の夜明けが欲しいと願っているこの頃であります。
そしてこの過疎の対策費の中から、いい医師にいい給料を出して、一人でも二人でも、医師の誘致が出来ればいいとも、甘い考えをしておりますが、その前に県立病院の医師の人事くらい知事にないとなかなかうまくいきません。
一体、何時から県立病院の医師の人事は、知事でなく徳島大学にあるのか、摩訶不思議な県民感情ではないでしょうか。
この辺りも政治的改善の一場面ではないのでしょうか。

また、国も地方の実情を知らないで、臨床研修とか言って、何でもかんでも地方から医師を都会に引き上げる事もないと思いますし、地方の患者を大切にしないと仕事がないと言う、大変な時期が来るかも知れません。
いずれにしましても、公共工事をもっと増やし地方に活力を持ってもらわねばなりません。
文化とか、ゆとりも、確かに大事でありますが、人は夢やロマンだけでは生活出来ません。
まして、言葉だけではいつか『飽き』が来ます。
今年は『いい格好』よりも『現実』そして、言葉よりも『実行』を地に足の着いた政治活動をやって行かねばなりません。

私も微力ながら、自分の政治信念を貫き通し、少しでも灯りのあたる徳島の為に全力で邁進してまいります。
どうか皆さん、力を併せて頑張りましょう。
そんな新年の決意したこの正月でありました。
皆さんの新年の誓いは如何ですか。
それでは皆さんにとって、今年こそいい年でありますように!